パラボラアンテナとは?特徴や役割についてを解説!
パラボラアンテナは、BS放送やCS放送といった衛星放送を視聴することが出来るものです。
自宅に設置する場合、屋内用・屋外用があります。
地上波アナログ放送とは、別の電波を使用していますから地上波テレビでは放送していない番組を視聴できるものです、
例えば、自分の趣味に関する番組だけのチャンネルに設定したり、専門性の高い番組などを見れます。
画質も今の所、地上波アナログ放送の多くが4Kに未対応なのに対して、衛星放送はすでに4K以上の画素数を実現していますから画質がとても綺麗なんですね。
今回は、パラボラアンテナとは何なのかや、特徴や役割とメリット・デメリットなどについてご紹介していきます。
パラボラアンテナとは?特徴や役割
パラボラアンテナとは、金属の板やアミでつくられていてお椀の形をしているものです。
そうすることによって、電波をアンテナの軸に集中的に集めやすくすることが可能になります。
パラボラアンテナの特徴は、地上波テレビ番組では視聴できない多数のジャンルやテーマの番組をBS放送やCS放送といった衛星放送で見れるようになっていることです。
そして、パラボラアンテナの役割は大きく分けると【BS・CS放送が観れる・マイクロ波通信が出来る・電波望遠鏡が使用可能】の3つあります。
パラボラアンテナの大きさについて
パラボラアンテナの大きさは、45cm位の家庭タイプのものから、10m以上の業務用のものまで色々と揃っています。
サイズが大きいと、その分電波の受信力が高まりますが、大きくなるほど風の抵抗を受けやすくなり電波障害や寿命に影響を及ぼします。
家庭用の小さいパラボラアンテナでも、宇宙にある人工衛星からの強力な衛星電波を受信することができるので問題はありません。
パラボラアンテナを設置するメリット
パラボラアンテナには、メリット・デメリットは使用用途によって色々違いがあります。
屋内用・屋外用とも色々な種類のパラボラアンテナがありますから、設置したい場合は、障害物の有無を確認したりしっかりと電波状況を把握してから取り付けることをおすすめします。
メリットは、電波を受信する時にノイズが入りにくく、電波漏れも防ぎやすい点です。
そして、一度設置すると維持するコストがあまりかかりません。
一般的に屋外で設置されることが多いですが、耐久力は約10年間だと言われています。
現在の衛星放送(BS・CS)は、フルハイビジョンの4倍の画素数を誇る4Kに対応しているテレビ番組が多いです。
ですが、地上波デジタル放送は、まだまあ2Kの画質のままなので、今後は4K以上に対応を迫られるでしょう。
つまり、現時点では地上波テレビ番組よりも、衛星放送(BS・CS)の方が高画質の番組が多いといった状況です。
ですので、パラボラアンテナの需要はまだまだ続くと言えるのではないでしょうか。
そして今後、超高速なモバイル通信技術「5G」の通信手段が日本でも普及することは間違いないでしょう。
5Gが普及していけば、4Kの画質が一般的になるのはもちろんのこと、4Kの4倍の画素数を誇る8Kにも対応した配信サービスも比較的簡単に実現可能になります。
パラボラアンテナに必要な、衛星放送(BS・CS)の画質も5Gの普及に伴ってどんどん向上していくのではないでしょうか。
パラボラアンテナを設置するデメリット
パラボラアンテナを設置するデメリットもあります。
それは、屋外用のものは住宅の「屋根・壁・ベランダ・手摺り」などに設置することが多いので、暴風雨や台風の影響をモロに受けやすいです。
また、周辺に大きな建造物や山などの障害物があると、電波を受信しにくくなってしまうのです。
パラボラアンテナを設置してしまえば、衛星放送(BS・CS)を気軽に視聴することができるのですが、設置場所を入念にリサーチしたうえで取り付けないと後々困ることになるでしょう。
そして、パラボラアンテナ自体の維持費用は、そんなにかからないのですが設置する時には初期費用がかかってきます。
自然災害の影響で、パラボラアンテナが壊れたりする恐れも十分あるので注意が必要です。
屋内に設置すれば、自然災害の脅威からは逃れられますが、屋内タイプではパラボラアンテナに届く電波が弱くなってしまうことがあり、屋内・屋外の設置場所はどちらもメリット・デメリットがあるわけなんですね。
パラボラアンテナとはのまとめ
パラボラアンテナの特徴は、地上波アナログ放送では視聴できない色々なジャンルやテーマの番組をBS放送やCS放送といった衛星放送で視聴できることです。
BS・CS放送が視聴可能・マイクロ波通信が出来る・電波望遠鏡が使えるというの3の役割があります。
大きさは、自宅に設置するタイプでしたら45cm位のミニサイズや、業務用では10m以上のものがあります。
パラボラアンテナは、屋内用・屋外用とそれぞれメリット・デメリットなども使用環境や使用用途によって違ってくるので、設置する前に障害物の有無をしっかりとリサーチをしたり電波状況を確認するようにしましょう。