テレビアンテナが受信できないのはなぜ?その理由と対処法
今や、テレビを視聴すると映像技術が発達して5Gでの動画伝達や4k・5k・6kなどの解像度が実現していてグラフィックスが格段に綺麗になりました。
動画やTVを視聴するのも、より楽しくなりましたね。
ですが、テレビは消耗品ですから突然、不具合が起きてしまうこともあります。
テレビアンテナが受信できなくなって、TVを観ることができなくなってしまう事態に見舞われる人も少なくありません。
今回は、テレビアンテナが受信できない理由や対処法などについてご紹介していきます。
テレビアンテナが受信できない理由【E201】【E202】
テレビが突然視聴できなくなると、ニュース情報やいつも観ていた番組を楽しむことができなくなるので焦りますよね。
長期間TVが観れない状況になると、最近のトレンドもわからなくなりますしテレビを観ている周囲の人達と話が合わなくなって辛い思いをしてしまうことになります。
テレビが視聴できないのは、何か必ず原因がありますから、まずは「テレビアンテナ」の受信が正しくできているか確認をオススメします。
そして、TVアンテナが受信できない理由としては「E201・E202」などのエラーメッセージが表示されることがあるので確認してみてください。
E201
「E201」は、テレビのアンテナレベルが低下していることを示しています。
そして、アンテナレベルが低くなってしまう原因として以下の3つがあります。
・アンテナ自体の不具合
アンテナが壊れたり折れ曲がったりして、電波を受信できなくなっている状態です。
アンテナレベルを確認して、アンテナが壊れたり折れたりしていないか確かめて見ましょう。
・アンテナ線の不具合
テレビとアンテナは、通常は無線で繋がっているわけではなくケーブル方式で電波を受信しています。
ですので、アンテナ線が接触不良を起こしていたり、接続に緩みが出来ると電波の受信が困難になります。
アンテナ線が傷んでいないかや切断していないか確認することが大事です。
・天候不良
テレビの電波は、外から流れてきますので「雷・雪・強風」などによって影響を受けます。
TV映りが悪くなったり、最悪の場合は全く視聴できなくなります。
E202
「E201」は、テレビ電波を受信できなくなっていることを示しています。
主に、外部要因と内部要因の2パターンで原因があります。
外部要因は、天候不良や電波障害・チャンネルの放送休止など、私達ではどうすることもできないものです。
そのうち救いがあるのは、天候不良による電波受信不可です。
天気が悪い日にTVが映らない場合は、天候が回復したら綺麗に映像が映るようになるケースもあります。
内部要因は、アンテナ自体の不具合によってアンテナレベルが低下している恐れがあります。
他にも、テレビ周りの配線の接触不良や漏電、TVの設定ミスなどによってテレビが視聴できなくなることもあります。
内部要因は、個人で対処できる原因ですので自分で応急処置をして直すことができる場合があるでしょう。
テレビアンテナが受信できないときのチェック項目
テレビアンテナが受信できない時は、外部要因でしたら自分で対処できないので自力で直すことは無理があります。
ですが、内部要因でしたら以下のようなチェック項目を参考にして、対処して頂くと直る可能性があります。
アンテナの向き
自宅に設置してある、TVアンテナの向きを変えると直ることがあります。
ただ、テレビアンテナの向きはお住まいの地域によって違いがあります。
「地デジとBS・CS」によっても違いますので、注意が必要です。
地デジの場合は、近くにある電波塔の方向にテレビアンテナを合わせましょう。
BS・CSの場合は、電波を衛星から受信するので衛星のある南西方向に向けて確認してみてください。
ブースターの電源
ブースターは、TV信号を増幅させるものです。
その電源に不具合が起きているとアナログ映像がざらついたようになったり、デジタル放送はブロック上のノイズ画面になったり最悪映らなくなってしまいます。
アンテナからテレビまでの配線が長すぎたり、TV信号の分配数が多すぎることでノイズをブースターで増幅してしまうため不具合が起きてしまいます。
ケーブル
アンテナケーブルが、正しく接続されていないことでテレビの映像が綺麗に映らなくなってしまいます。
断線や破損していないか確認して、ケーブルに不具合があれば新品に交換してみましょう。
電源コード
テレビアンテナの不具合の原因を突き止める前に、そもそもテレビの電源コードがコンセントにきちんと差し込まれているか確認しましょう。
家族の誰かが、引っ掛けて抜けてしまったり待機電力カットのために抜いている可能性があります。
テレビの故障
全くテレビアンテナに不具合がない場合は、TVが故障している恐れもあります。
テレビ自体が壊れていると、テレビアンテナは全く関係なくなくので古いものを使っていないか確認したり、TV本体の配線がショートしていないか確かめてみましょう。
テレビアンテナが受信できないときの対処法
テレビアンテナが受信できない時は、色々な対処法があります。
アンテナレベルを調整すれば良いやり方や、部品交換が必要になって費用がかかってしまうこともあります。
アンテナのレベルを高める
テレビアンテナのレベルが低いと、映像の映りが悪くなったり全く視聴できなくなります。
ですので、アンテナレベルが低い時はブースターを接続してTV信号を増幅させることでアンテナレベルと高めることができます。
室内用・屋外用と分かれていますので、間違えないようにすることが大切です。
ケーブルの交換
TV本体とテレビ端子とを接続する、アンテナケーブルが劣化や破損しているとテレビが視聴できなくなるので、ケーブル交換をすると改善されることがあります。
新品と交換した場合も、配線が折れていたり接続不良があるとまた映像が視聴できなくなる恐れがあるので注意してください。
テレビの再起動
テレビ自体の不具合で、一時的にアンテナレベルが低下していることがあります。
TVの電源をOFFにしてから、コンセントを抜きましょう。
そして、60秒間待ってから再度コンセントに差し込んで電源を入れると直ることがあります。
ブースターの交換
ブースターの電源が切れてしまい、アンテナレベルが低下していることがあります。
ブースターを複数個設置するという方法もありますが、ノイズまで増幅させてしまうのでオススメしません。
ですので、ブースターの電源が切れていたら、ブースター自体を交換した方が良いでしょう。
アンテナレベルの目安について
テレビアンテナのレベルは、各メーカーによって目安が異なります。
メーカーごとに違いがあるので、適当にレベル調整すると、あるメーカー
ではアンテナレベルが適切だけど、別のメーカーでは足りないor多すぎるという状況になってしまいます。
【各メーカーのアンテナレベルの目安】
・東芝=22以上
・三菱=50以上
・日立=60以上
・ソニー=緑色
・パナソニック=44以上
・シャープ60以上
テレビアンテナの受信できないのまとめ
テレビアンテナが受信できない原因として、【E201】という電波レベルが関係しているものや【E202】というTV電波を全く受信できなくなっていることが考えられます。
対処法として、アンテナレベルを調整すれば良いだけや部品交換が必要なケースもあります。
また、個人ではどうすることもできない外部要因も関係します。