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はんだごての火傷に要注意!ケガをしないためにやるべきこと

はんだごて 火傷

趣味や仕事で、はんだ付け作業をしている人は多いですが、はんだごての取り扱いは十分注意しないと、思わぬ事故が起きたり身体に触れて大火傷を負ってしまう恐れがあります。

手先の器用・不器用さも怪我のしやすさに関係あると思いますが、はんだごては電気を使用してコテ先を何百℃にも温めて使用するので一度、身体に触れてしまうと皮膚が焼けただれてしまう事態になることもあります。

それほど、はんだごては危険な道具でもあるのです。

今回は、はんだごての火傷の注意点や対処法などについてご紹介していきます。

はんだごての火傷は消えないから慎重に!

はんだごては、電気式が主流になっていて電源をONにしてからコテ先が加熱されるまで「約3分~5分間」位かかります。

すぐに、急激に熱くなるわけではないので、最初の電源を入れた直後であれば身体にコテ先が触れてしまっても火傷になる恐れは低いでしょう。

ですが、コテ先が温まると先端の温度は何百℃にも加熱されています。

その状態で、はんだごてが身体に触れてしまうと大火傷を負ってしまい治療しても跡が残ってしまって消えなくなることもあります。

ですので、はんだごてのこて先を加熱させたら十分、取り扱いに注意しながらはんだ付け作業をしていきましょう。

はんだごてで火傷にならないためには

はんだごての種類によっては、こて先の温度調整ができるタイプがあります。
コテ先の温度が360℃以上にならないように、調整してからはんだ付け作業に取り掛かると失敗しにくいです。

ただ、360℃はかなり高温状態には違いありません。

ですので、その状態で身体に触れてしまうと火傷を負ってしまうという危険性があります。

できるだけ、はんだごて作業で火傷をしない為には以下のような注意点を守ってください。

安全を確保すること

作業部屋や、自宅の部屋とかではんだ付け作業をする人が多いと思いますが、作業スペースの周りに紙や物が散乱している状態で作業してはいけません。

はんだごては、電気を使用してコテ先を何百℃も加熱させますから、もし、周囲にある紙や物に長時間触れてしまうと火災の原因になります。

ですので、はんだ付け作業をする際は必ず安全を確保してから取り掛かりましょう。

使わないときは電源を切ること

はんだ付け作業をしない時でも、はんだごての電源を入れっぱなしにしていることでコテ先の温度が高温になっています。

放置したはんだごてに、誤って触れてしまうと火傷の原因になりますから、できるだけヤケドにならないためには、使用字以外は必ず電源コードをコンセントから抜いて置きましょう。

はんだごてて火傷してしまったときの対処法

手先が器用な人ほど、スムーズにはんだ付け作業をすることができるかと思いますが、怪我をするリスクは誰にでもあります。

十分に、はんだごての取り扱いに注意していても火傷をしてしまうことだってあるでしょう。

ヤケドですから、患部からすぐに出血してしまうことは少ないですが、きちんと消毒して治療をしないと後からばい菌が入って病気になったり体調不良になる恐れがあります。

火傷がひどい場合は病院へ行く

火傷がひどい場合は、患部がケロイド状になっていることも多いです。

見た目がグロテスクになることもあり、放おって置くと傷口が綺麗に治らない恐れがあります。

ですので、火傷がひどい場合はすぐに病院に行き迅速に治療して貰いましょう。

患部を水で冷やす

はんだごては、こて先の温度が300℃~400℃程度に加熱されていますから、皮膚に触れてしまうと焦げてしまうことがあります。

火傷がそこまでひどくないと判断したら、とりあえず患部を急いで水で冷やしてあげましょう。

氷でも大丈夫です。

だいたい、2時間~4時間くらい患部を適度に冷却させてみて傷みがひけば応急的な処置はできているでしょう。

絆創膏をつける

まず、はんだ付け作業で誤ってこて先が身体に触れて火傷を負ってしまったら、すぐに水・氷で患部を冷やしましょう。

それだけで、傷みや火傷が治まれば良いですが病院に行く必要がない場合は傷口に絆創膏を塗ってみて治るか様子見るのも良いでしょう。

皮膚が白くなって硬く触れ上がっている程度でしたら、そのまま自然治癒することもあります。

ですが、火傷がひどくて3日間ほど経っても傷みが引かない場合はすみやかに病院に行って治療してもらいましょう。

はんだごての火傷のまとめ

はんだごては、電気式のものが主流でこて先の温度を360℃くらいに調整してはんだ付け作業をすることがベストです。

そうすることで、失敗するリスクを減らせますがこて先が高温状態になっているということは、誤って身体に触れてしまうと大火傷を負ってしまう危険な物でもあります。

はんだごてを使用しない時は、必ずコンセントから電源プラグを抜いておいたり、作業スペースの近くに紙や物を置かないようにして火災にならないようにすることが大切です。

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