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はんだごての代用品はある?安く&賢くDIYする方法!注意点について!

はんだ 代用

IC基板・電子基板などに、材料のはんだを溶かしながら溶着するには、はんだごてが必要になります。

自宅ではんだ付け作業をする時は、はんだごてを置いてある方も多いと思いますが出先ではんだ付け作業が必要になったり、応急処置としてはんだ付け作業をすることになる人もいるでしょう。

その際に、はんだごてを持っていないと作業に取り掛かれないと思ってしまいますよね。

ですが、はんだごての代用品を使用すれば簡易的にはんだ付け作業をすることができます。

今回は、はんだごての代用品はあるのかや安く&賢くDIYする方法についてと注意点をご紹介していきます。

はんだごての代用品はある?

はんだごての代用品というと、何か高価な物を想像しがちですが全然そんなことはありません。

しかも、自宅に必ずあると言っても良い物です。

家でも使用できますし、外出先でも応急処置の作業として使用できる物が「100円ライター」です。

100円ライターと、針金をセットで使用することで簡易的なはんだごてを実現することができます。

他には、はんだごての代用品として「ボンベ式のバーナー」もおすすめです。

ボンベ式のバーナーですと、火力が100円ライターよりも強いのではんだ付けする材料は溶着温度が高い銀も使用することができます。

また、はんだごてはコンセントに電源プラグを差し込んで電力を供給させてコテ先を温めるタイプがほとんどです。

コンセントがない場所ですと、使用できなくなるのですが、その点、はんだごての代用品の「100円ライター・ボンベ式のバーナー」ですとコンセントは要らないですよね。

はんだごての代用品で安く&賢くDIYする方法

はんだごては、代用品で材料のはんだをIC基板・電子基板などに溶着させることが出来ますが
安く&賢くDIYする方法があります。

ターボ式ライター

同じ100円ライターでも、「ターボ式ライター」の方がはんだ付け作業に最適でしょう。

なぜなら、ターボ式ライターは火力が普通のタイプよりも強く少々の風が吹いても火が消えることがありません。

外での作業には、ターボ式ライターがおすすめです。

モバイルはんだごて

また、はんだごての代用品で安く&賢くDIYする方法として、「モバイルはんだごて」があります。

これは電池やUSBポートがあれば、いつでもどこで使えるので例えばモバイルバッテリーを1個持っておけば、USB電源に接続してハンダゴテを充電しながら使用できます。

モバイルはんだごての欠点は、金属板の溶接が無理な点です。

それ以外には、電子回路・ケーブルのはんだ付け作業には十分使えますし携帯性も良いので手軽に使用することができるのでおすすめです。

外出できるなら100均ではんだごてが手に入る!

100均店舗で、ライターを買ってはんだごての代用品にすることをおすすめしましたが、実は、はんだごても販売されているんです。

さすがに、100円では購入できませんが、お伝えしたいことはとにかく100円ショップに行けばはんだ付け作業にする部品をお手軽に買えるということです。

100均店舗は、色々ありますが「ダイソー」では20w・30wなど種類別のはんだごてが売られています。

はんだごてのサイズは同じ大きさで、コテ先の太さや長さには変わりはありません。

消費電力(W数)の違いとしては、やはり30wの方がよりコテ先が高温になり最高温度は400度近くになります。

温度の違いにより、はんだを溶かしたり溶着する時間がかわり20wよりも30wの方が短時間で材料のはんだを溶かすことができるんですね。

例えば、プラチックの部品にはんだ付け作業をする場合、長い時間はんだごてを触れていると溶けるのでプラスチックに溶着させる場合は30wのはんだごてがおすすめです。

逆に、ゆっくり時間をかけてはんだ付け作業をしたいときには、コテ先の温度が低い20wのものを使った方が失敗した時の修正もやりやすいでしょう。

はんだごての代用品の注意点について

はんだごての代用品として、100円ライターを使用する場合に注意点があります。

それは、ライターの樹脂が溶けると可燃性ガスが出てしまう恐れがある為、ガスが漏れているのを気づかずにはんだ付け作業をしていると、火を付けた時に爆発して火傷を負ってしまう危険性があります。

ターボ式ライターでも同じことが言えます。

可燃性ガスによる危険が心配な方は、「モバイルはんだごて・ダイソーの安いはんだごて」などの方が安心して使えるでしょう。

また、ボンベ式のバーナーですとガスの容量が100円ライターよりも多いので、よりリスクが高まります。

はんだごての代用品のまとめ

はんだごての代用品として、「100円ライター・ボンベ式のバーナー」などがあります。

通常のはんだごての場合は、コンセントに電源プラグを差し込んで使用しなければいけないので場所の制限が出てきます。

その点、はんだごての代用品として100円ライターやボンベ式のバーナーですといつでもどこでも手軽に持ち運びできて、すぐにはんだごて作業に取り掛かれます。

どちらも、可燃性ガスを使用するのでガス漏れが発生して引火すると大火傷を負う恐れがありますので取り扱いには十分注意されてください。

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